進撃の巨人 第22巻

進撃の巨人 第22巻のご紹介

進撃の巨人 第22巻の感想

商品の説明

内容紹介

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。

 

ライナー、ベルトルト、「獣の巨人」との戦いの末、多大な犠牲を払いながらもエレンの生家へ辿り着いた調査兵団。その地下室にて、彼らはグリシャが残した3冊の本を手にする。その本に記されていたのは、グリシャの幼き日の記憶。そして、およそ1800年前、一人の少女が巨人の力を手にしたことから始まる二つの民族の暗黒の歴史。明かされたグリシャの過去と突きつけられた世界の真実を前に、エレンら調査兵団の進む道は…。

 

発売日

2017年4月7日

 

ISBN

ISBN-10: 4063959090
ISBN-13: 978-4063959093

 

出版社

講談社

 

ページ数

192ページ

 

進撃の巨人 第22巻の感想

海の先に見えるもの

 

伏線回収が凄いというのは何人ものレビュアーさん達が書いておられるので触れません。
個人的に進撃の巨人という漫画の一番凄いと感じる所は何処なのかと考えた時に、それは情緒描写やその演出での極めて繊細な部分だと思っています。
この漫画の情緒的な部分の描写は、インパクト狙いでただ登場人物が泣き叫んだり無闇に悲劇ぶったり驚愕して見せたりというような創作物を見慣れた読者にとっては少し物足りないと感じる程に抑えられていると思います。
感情を露にするのがエレン一人に見えるくらいに、少年少女の兵士達も主要人物の大人たちも落ち着いているし、起っている出来事の大きさや無残さに対しての感情描写や演出は淡い。
そういう方面でもっと湿っぽく大袈裟にするならいくらでも方法があるだろうけど、進撃の巨人ではそういう展開にはならないのです。
絶望に抗う人類の代弁者であるそのエレンすら、一時期「らしくない」と言われ仲間達に励まされるほど精神的に疲弊する過程を経て、ただ無邪気に自分が一番正しいと信じて怒り叫ぶ直情的な少年では無くなってしまう。
きっと壁の外にが自由が―――「ある」と断言する事が出来なくなってしまった。
あれだけ見たいと望んで降り立ったその海の向こうには、自由と言う希望でなくそびえ立つような絶望がある。
美しくも悲しいシーンです。きっと私以外にも感情を揺さぶられた人がいるでしょう。
このシーンだけは茶化してギャグにしたり、抑えた演出にもしなかった。
ふんだんに情緒的だった。そこが素晴らしいと思います。
今まで抑えてきた感情が静かな波のように広がる二十二巻の美しきラストシーン。
二十二巻の単行本表紙はそれ以外の巻のおぞましき巨人、迫り来る危機、仲間との結束、死闘を切り取った、冒険譚的な、少年漫画的な意匠とは明らかに異質です。
辿り着いた希望の浅瀬でただ呆然と立ち尽くす彼らの後姿。
彼らのその背中が淡く霞んだように見えるのは海の先にある絶望を見つめる後姿だからでしょう。
私の中で二十二巻はバイブル的な一冊となりました。

 

Amazonレビューより引用

 

 

進撃の巨人ってパラレルワールドみたいな漫画です。

 

 

進撃の巨人って、ずっとなに?どうなるの?が延々に続きます。
まずはじめに、巨人ってなに?から始まり
え、しゃべれる巨人がいるの?
え?巨人って壁にもいるの?
巨人に変身できるの?
巨人を操れるの?
すべてのもととなる巨人がいるの?
巨人ってどこからくるの?
そもそも巨人ってなに?
え、すべてを駆逐してやるって思っていた巨人が同じ仲間?
じゃー、僕らの本当の敵はだれ?

 

こうなってくると、エレンがはじめに復習を誓った
母を殺した巨人はだれなのか
その巨人は、どうして巨人になったのか

 

話が本当にずっとうまくつながってるんですよね。
ずっと、こんな感じです。
そうやって、謎が謎をよび、一つ解決しては、また次の謎がやってきます。

 

これは巨人に限らず、
海を知らないの?
てか、この世界は読者の読む世界と違う地形なの?
845年っていつ?
東洋人ってことは、どこか同じなの?
太陽が西から登るの?
2000年後の君へって?
ずっと夢を見ているみたいだって?
え?なんで、エレンの父は回想シーンでエレンやミカサの名前がでてくるの?
時間軸どうなってるの?

 

もう、謎だらけです。
けど、それが少しずつわかるのがとてつもなく面白いです。
こんな世界をよく作れたなーって思います。
これは、作者の諫山創だけが、作れる世界で

 

私達読者を、それをただただ見せられているのです。
本当にこんな世界が、この宇宙の何処かにあるんじゃないかと
そう思えてきます。

 

パラレルワールドみたいなんです。
それを一つずつ解明してくのが面白いんです。

 

 

Amazonレビューより引用

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